デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「工風嘉六」の解説 工風嘉六 くふう-かろく ?-? 江戸時代後期の発明家。出羽(でわ)能代(のしろ)(秋田県)の人。西陣織物に足踏み機械をとりいれ,加賀(石川県)城内公園(金沢城の外庭か)に噴井をもうけるなどして財をなす。のち「キリシタン」の風評がたち,微罪で金沢藩により投獄され,獄死したという。たばこをきる「嘉六機械」にその名がのこった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例