巨勢徳太 こせの-とこだ
593-658 飛鳥(あすか)時代の官吏。
推古天皇元年生まれ。皇極天皇2年(643)蘇我入鹿(そがの-いるか)の命で山背大兄(やましろのおおえの)王を襲撃。4年入鹿が中大兄皇子に殺害されたとき,蘇我蝦夷(えみし)をおしたてて抗戦しようとした蘇我側の軍勢を説得し,しりぞかせた。大化(たいか)5年(649)左大臣。斉明(さいめい)天皇4年1月13日死去。66歳。名は徳陀古とも。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
Sponserd by 