エワグリオス・スコラスチコス(その他表記)Euagrios Scholastikos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

エワグリオス・スコラスチコス
Euagrios Scholastikos

[生]536頃
[没]593頃
ビザンチンの歴史家。アンチオキア出身の弁護士で,チベリウス2世とマウリキウス両帝のもと要職を占めた。ツキジデス文体模範とし,ソクラテスソゾメノステオドレトスの『教会史』を継続,431~593年間の『教会史』 Historia ekklēsiastikē (6巻) は5世紀の教義論争の解明には最も重要な史料

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 のす

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android