精選版 日本国語大辞典 「差合を繰る」の意味・読み・例文・類語
さしあい【差合】 を 繰(く)る
② さしさわりがあるとして異議を言いたてる。また、当たりさわりを考えて遠慮する。
※浄瑠璃・頼朝浜出(1686)三「さればいのさしあひもくる事か、九十三騎の親子一門打ならびての酒宴也」
③ さしつかえのないように都合をつける。
※浮世草子・色里三所世帯(1688)上「もし余人並にさし会(アヒ)をくり給ひ、其夜とまり番にあたりあはせたる女は」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報