差合繰(読み)さしあいぐり

精選版 日本国語大辞典 「差合繰」の意味・読み・例文・類語

さしあい‐ぐりさしあひ‥【差合繰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ( 差合の書物を繰って、その規定に合うかどうかを調べたところからいう ) 俳諧の席で、差合の有無を調べること。また、差合を避けることばかりに気をつかって、良い付句のできない人。障繰(さわりぐり)。
  3. ② さしさわりのあることばや行動をとがめて異議を言いたてること。また、その人。
    1. [初出の実例]「『やらんとは嫁取りの忌詞。宗匠、ちとお嗜みなされい』『これは近頃無調法。旦州の差合ぐりには困ります』」(出典:歌舞伎・傾城浜真砂(1839)四幕)

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