差繰る(読み)サシクル

デジタル大辞泉 「差繰る」の意味・読み・例文・類語

さし‐く・る【差(し)繰る】

[動ラ五(四)]予定時間などをやりくりして都合をつける。繰り合わせる。「予定を―・って出席する」
[可能]さしくれる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差繰る」の意味・読み・例文・類語

さし‐く・る【差繰】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 物事のさしつかえがないように都合をつける。やりくりする。くりあわせる。
    1. [初出の実例]「サア今度は人の番でもさしくって、おれが自身に玉手(ぎょくしゅ)を労して座を直さうと思って居る所だ」(出典滑稽本八笑人(1820‐49)四)

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