差錯(読み)ささく

精選版 日本国語大辞典 「差錯」の意味・読み・例文・類語

さ‐さく【差錯】

  1. 〘 名詞 〙 いり乱れること。くいちがうこと。転じて、あやまり。まちがい。手違い。〔哲学字彙(1881)〕
    1. [初出の実例]「円満なるべき造化の計画も茲(ここ)に差錯(ササク)を来してから」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春)

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普及版 字通 「差錯」の読み・字形・画数・意味

【差錯】ささく

乱れあやまる。〔抱朴子、清鑑〕郭泰は中才なるも、ほ能く人を知る。故に潁川に入りては則ち李元禮(膺)を友とし、陳留に至りては則ち符に結ぶ。~(つひ)に其の言の如く、一も差錯すること無し。

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