清鑑(読み)セイカン

デジタル大辞泉 「清鑑」の意味・読み・例文・類語

せい‐かん【清鑑】

他人鑑識のすぐれていることを敬っていう語。自分の詩文・書画などを人に見てもらうときなどに使う。「御清鑑を仰ぎたく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「清鑑」の意味・読み・例文・類語

せい‐かん【清鑑】

  1. 〘 名詞 〙 みわけのすぐれていること。他人の鑑識のすぐれていることを敬っていう語。自分の作品を人に見てもらうときなどに使う。
    1. [初出の実例]「さいはひに諸君の清鑒(セイカン)にかなふことをえたとすれば」(出典歌仙(1952)〈石川淳〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐洗兵行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android