己智帯成(読み)こちの おびなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「己智帯成」の解説

己智帯成 こちの-おびなり

?-? 奈良時代仏師,絵師
造東大寺司造仏所に所属し,天平宝字(てんぴょうほうじ)5年(761)から翌年にかけ近江(おうみ)(滋賀県)石山寺本尊である観音像と神王像(ともに塑像)を制作志斐公麻呂(しひの-きみまろ)らを指揮したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例