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己智帯成 こちの おびなり

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

己智帯成 こちの-おびなり

?-? 奈良時代の仏師,絵師。
造東大寺司造仏所に所属し,天平宝字(てんぴょうほうじ)5年(761)から翌年にかけ近江(おうみ)(滋賀県)石山寺の本尊である観音像と神王像(ともに塑像)を制作。志斐公麻呂(しひの-きみまろ)らを指揮したという。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

己智帯成

生年:生没年不詳
奈良時代の仏工,画工。天平宝字年間(757~765)ごろに活躍した。『正倉院文書』によれば,天平勝宝6(754)年には石山院造仏所の仏工であった。造東大寺司造仏所に属し,天平宝字5年から6年にかけて,石山寺の本尊である塑造の丈六観音像および同じく塑造の6尺神王像2体の造立に携わり,志斐公麻呂と息長常人とを指導して,塑像の制作並びに彩色を行ったことがわかる。己智氏は秦氏と同族の渡来系氏族である。

(浅井和春)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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