巻村・巻新田村(読み)くずまきむら・くずまきしんでんむら

日本歴史地名大系 「巻村・巻新田村」の解説

巻村・巻新田村
くずまきむら・くずまきしんでんむら

[現在地名]見附市葛巻町・しん町二―三丁目・南本みなみほん町三丁目・葛巻一―二丁目

加坪川かつぼがわ新田北野きたの新田村の東、集落刈谷田かりやだ川右岸の自然堤防上にある。東は見附新町。天正二年(一五三三)九月吉日の安田氏給分帳(北方文化博物館蔵)に「合二百文畠くつまき村ニ有 諏訪免」とある。文禄三年(一五九四)頃の安田堅親知行定納覚(大見安田氏文書)に「拾六石壱斗弐升五合 葛巻村」とあり、大見安田氏領であった。

元和五年(一六一九)の堀主膳触書(岩本功氏蔵)では見附組源右衛門触下の村。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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