巻衣(読み)まきい(その他表記)drapery

翻訳|drapery

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「巻衣」の意味・わかりやすい解説

巻衣
まきい
drapery

まきぎぬともいう。大型の1枚の布地を身体に巻きつけたり,掛けたり,垂らしたりしてできあがる衣服総称。日本の先史時代の横幅の衣インドサリー,古代ギリシアのヒマティオン,古代ローマのトガなどがあり,一方の肩から脇の下を通って斜めに掛けるこれらの衣服は袈裟衣ともいう。ほかに古代エジプトのカラシリス,古代ギリシアのキトン,古代ローマのストラ,パリュームなどがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 横幅 項目

普及版 字通 「巻衣」の読み・字形・画数・意味

【巻衣】こんい

竜の衣。

字通「巻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む