巽権次郎(読み)たつみ ごんじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「巽権次郎」の解説

巽権次郎 たつみ-ごんじろう

1834-1909 幕末-明治時代の園芸家。
天保(てんぽう)5年生まれ。生地の大和稲葉村(奈良県天理市)で農業従事。慶応3年(1867)灯心行商の途中三河(愛知県)一色地方でたべた西瓜(すいか)の種子をもちかえる。品種改良をくわえ濃赤色であまい「権次西瓜」を試作,この種子が近隣にひろまり「大和西瓜」の起源となった。明治42年8月1日死去。76歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android