ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「市場社会主義」の意味・わかりやすい解説 市場社会主義しじょうしゃかいしゅぎ 中央による計画経済を基盤とする社会主義経済体制が,自由競争を基盤とする市場経済の長所を取入れて活性化をはかろうとする経済体制。ソ連型の集惟的計画経済の行きづまりにより採用された理論で,1960年代以降,東ヨーロッパ諸国における改革派の理論的基礎となった。また,近年の中国の社会主義市場経済理論も市場社会主義をひとつのモデルとしている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by