デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川十郎」の解説 市川十郎 いちかわ-じゅうろう 1813-1868 江戸時代後期の兵法家。文化10年生まれ。嘉永(かえい)3年父の市川一学をたすけて松前藩福山城をきずく。のち蝦夷(えぞ)地(北海道),樺太(からふと)を踏査し,大坂天保山に砲台を建造。慶応3年昌平黌(しょうへいこう)教授。慶応4年3月14日死去。56歳。名は有翼(ありすけ)。字(あざな)は仲則。号は松筠(しょういん)。著作に「蝦夷実地検考録」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例