20世紀日本人名事典 「市川忍」の解説
市川 忍
イチカワ シノブ
昭和期の実業家 丸紅会長。
- 生年
- 明治30(1897)年1月9日
- 没年
- 昭和48(1973)年11月2日
- 出生地
- 茨城県
- 学歴〔年〕
- 神戸高商〔大正8年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 産業功労賞〔昭和31年〕,紺綬褒章〔昭和33年〕,貿易振興功労賞〔昭和39年〕,勲二等〔昭和42年〕,勲一等〔昭和45年〕
- 経歴
- 大正8年伊藤忠商事に入社。同系列の大同貿易から丸紅商店に移り、貿易部長、上海支店長。昭和16年丸紅と岸本商店を合併、三興となり専務。19年に呉羽紡績と大同貿易が合併され大建産業になった時も専務。戦後の24年占領軍の経済力集中排除で初代社長に就任。30年高島屋飯田と合併、丸紅飯田に。39年まで社長を務めた後会長。41〜46年大阪商工会議所会頭。糸へん商社を総合商社に育てた功労者。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報