布佐余間戸遺跡(読み)ふさよまどいせき

日本歴史地名大系 「布佐余間戸遺跡」の解説

布佐余間戸遺跡
ふさよまどいせき

[現在地名]我孫子市布佐

北に利根川、南に手賀(てが)沼を望む標高二〇メートルの狭長な台地の東端部に位置する縄文時代および古墳時代より奈良・平安時代にわたる複合遺跡。昭和五四年度の宅地造成に伴う調査により県内ではまれな縄文時代草創期末の回転縄文系土器群の遺物包含層が発見された。回転縄文系土器群は縄文時代早期前半の撚糸文系土器群の下層から一七三点出土した。器形は平縁と波状の二種の口縁を有し、平底の深鉢形が主流である。文様要素は単節縄文を主とし、わずかに爪形文・沈線文・隆帯文も併用される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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