布引花崗閃緑岩(読み)ぬのびきかこうせんりょくがん

最新 地学事典 「布引花崗閃緑岩」の解説

ぬのびきかこうせんりょくがん
布引花崗閃緑岩

Nunobiki granodiorite

六甲山地の南側(神戸市の背後山地)に分布する新期領家花崗岩。笠間太郎(1969)命名。模式地は布引・烏原貯水池付近。岩相は弱片状で中~粗粒の角閃石黒雲母花崗閃緑岩~トーナル岩で変輝緑岩質の暗色包有物を多く含む。斜長石・アルカリ長石・石英・黒雲母および角閃石からなる。斜長石斑晶がめだつ斑状相と自形ホルンブレンドが特徴的な等粒状相に区分される。六甲花崗岩に貫かれる。また,接触部付近ではアルカリ長石が多くなる。なお,神戸市東部や芦屋市付近に分布するものは布引花崗閃緑岩とされてきたが,岩質が異なり,八幡谷花崗閃緑岩と称される(中家ほか,1991)

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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