日本歴史地名大系 「布敷村」の解説 布敷村ぬつしきむら 京都府:舞鶴市池之内地区布敷村[現在地名]舞鶴市字布敷池内(いけうち)谷のほぼ中央、池内川右岸に位置。集落は北方の山を背に南面する。慶長検地郷村帳に高一四八・五三石「布敷村」とみえ、土目録でも高は変化ないが「布鋪村」と記され、内訳は田方一三一石余、畑方一八石余。延享三年(一七四六)の郡中高究付覚によれば農家戸数三三。桐実・櫨実を田辺(たなべ)城下へ出していた(京都府地誌)。旧語集は当村の池姫(いけひめ)大明神(現池姫神社)の由緒について、昔この地の湖にすんでいた大蛇の遺骸を祀ったと伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by