日本歴史地名大系 「布目沢村」の解説 布目沢村ぬのめざわむら 富山県:射水郡大門町布目沢村[現在地名]大門町布目沢串田(くした)村の北、和田(わだ)川左岸に位置し、対岸は円池(つぶらいけ)村。南東部を六(ろつ)ヶ用水が流れる。村名は沢村と布目村が合併したことによると伝えられる。天正一一年(一五八三)八月二〇日佐々成政が家臣の槻尾甚助に与えた知行方目録(水越家文書)に「七百俵之所 中郡布目沢」とある。正保郷帳には「布目沢村藤牧村共」とあり、北接する藤巻(ふじまき)(藤牧)村分を含んで高一千三四石余、田方六七町九反余・畑方一町、ほかに新田高四〇石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by