最新 地学事典 「席選択性」の解説
せきせんたくせい
席選択性
site preference
結晶構造中の結晶学的に異なった席を,2種以上の原子が占めるときに,特定の原子が特定の席を優先的に占めること。結晶内部交換反応,単に席選択とも。イオン性結晶の場合は,席選択性は主に,席の大きさとイオンの大きさの適合性,イオンの電荷に基づく静電エネルギー,結晶場安定化エネルギーなどに支配される。席選択性は,温度・圧力の関数でもある。輝石・かんらん石において,MgとFeの間に席選択性があることが知られている。
執筆者:藤野 清志
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

