精選版 日本国語大辞典 「帯ばす」の意味・読み・例文・類語 おば‐・す【帯す】 〘 連語 〙 ( 動詞「おぶ(帯)」の未然形に尊敬の助動詞「す」の付いたもの ) 「おぶ(帯)」の尊敬語。身におつけになる。具体的に、帯、剣、矢など腰のまわりにつけているものについていうほかに、比喩的に、特に神体としての山が周囲に川を巡らせていることを帯に見たてていう場合や、名を負っている場合についていうこともある。[初出の実例]「やすみしし 我が大君の 於魔細(オバセ)る 細紋(ささら)の御帯の」(出典:日本書紀(720)継体七年九月・歌謡) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例