帯封(読み)オビフウ

デジタル大辞泉 「帯封」の意味・読み・例文・類語

おび‐ふう【帯封】

新聞パンフレットなどを郵送するとき、あて名を書いた紙で、その中央を帯のように巻くこと。また、その紙。帯紙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帯封」の意味・読み・例文・類語

おび‐ふう【帯封】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新聞や雑誌などを郵便で送る時に、あて名などを記した紙を帯のように巻いて包装すること。また、その紙。帯紙。
    1. [初出の実例]「表面に公用の二字を朱書して開封又は帯封にて往復し」(出典:時事新報‐明治一五年(1882)九月二九日)
    2. 「『只今参りました』ト◯◯新聞の帯封をしたるを差出すを」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)
  3. おびがみ(帯紙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android