帯水母(読み)オビクラゲ

デジタル大辞泉 「帯水母」の意味・読み・例文・類語

おび‐くらげ【帯水母】

オビクラゲ科の有櫛ゆうしつ動物。体が平たい帯状のクラゲで、全長約1メートルに達し、寒天質透明世界の温水域に広く分布し、浮遊生活をする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帯水母」の意味・読み・例文・類語

おび‐くらげ【帯水母】

  1. 〘 名詞 〙 有櫛(ゆうしつ)動物オビクラゲ科のクラゲ。世界の温水域に広く分布し、相模湾富山湾で採集されている。扁平な帯状で、体長は一メートルにもなる。体は寒天質で透明。中央に口があり、その両側に一対の短い触手がある。体の表面にある八本の繊毛列の働きと体の屈伸によって水面近くを浮遊する。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「帯水母」の解説

帯水母 (オビクラゲ)

学名Cestum amphitrites
動物。オビクラゲ科のクラゲ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android