帯金(読み)オビガネ

デジタル大辞泉 「帯金」の意味・読み・例文・類語

おび‐がね【帯金】

容器などに巻き付ける帯状金具。「ビヤ樽帯金
刀を帯に結びつける緒を通すために、さやにつけてあるかん
女帯を結ぶとき、左右を結ぶ代わりに、重ね合わせて挟み留めるのに用いる留め金。帯挟み。

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精選版 日本国語大辞典 「帯金」の意味・読み・例文・類語

おび‐かね【帯金】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おびがね」とも )
  2. 帯のように物に巻きつけた金具。〔観智院本名義抄(1241)〕
  3. 刀の金具の部分の名称の一つ。環にして緒を貫いて締めるもの。腕貫(うでぬき)帯取(おびとり)などに用いる。責金(せめかね)
    1. [初出の実例]「御装束めさるる間に、刃を下へして帯金をもうちにして、くりかたの間を持」(出典:三議一統大双紙(15C前)法量門)
  4. 帯を締める時用いる金具。

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普及版 字通 「帯金」の読み・字形・画数・意味

【帯金】たいきん

おび金。

字通「帯」の項目を見る

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