帰厚院(読み)きこういん

日本歴史地名大系 「帰厚院」の解説

帰厚院
きこういん

[現在地名]岩内郡岩内町字高台

岩内山浄土寺と号し、浄土宗。所在地は旧御鉾内おむない村の通称寺町てらまち通にあたる。本尊阿弥陀如来。岩内町最古の寺院。一八五七年(安政四年)箱館称名しようみよう寺一六世観光は西蝦夷地への末庵建立を許された(「蝦夷地御用留」道立文書館所蔵公文書)。当初の境内は旧たちばな町にあった(岩内町史)。明治二三年(一八九〇)九月堂宇一切を焼失(寺院沿革誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android