日本歴史地名大系 「帰厚院」の解説 帰厚院きこういん 北海道:後志支庁岩内町鷹台町帰厚院[現在地名]岩内郡岩内町字高台岩内山浄土寺と号し、浄土宗。所在地は旧御鉾内(おむない)村の通称寺町(てらまち)通にあたる。本尊は阿弥陀如来。岩内町最古の寺院。一八五七年(安政四年)箱館称名(しようみよう)寺一六世観光は西蝦夷地への末庵建立を許された(「蝦夷地御用留」道立文書館所蔵公文書)。当初の境内は旧橘(たちばな)町にあった(岩内町史)。明治二三年(一八九〇)九月堂宇一切を焼失(寺院沿革誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by