帰座（読み）キザ

デジタル大辞泉「帰座」の意味・読み・例文・類語

もとの座に帰ること。特に、神などがもとの御座所に帰り鎮座すること。
「東大寺の神輿、東寺の若宮より―の時」〈徒然・一九六〉

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〘名詞〙 もとの席に帰ること。特に、神、御神体、御輿(みこし)などが、もとの居所にかえること。また、かえしまつること。
1. [初出の実例]「東大寺の神輿、東寺の若宮より帰座の時、源氏の公卿参られけるに」(出典：徒然草（1331頃）一九六)

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