帰意(読み)きい

精選版 日本国語大辞典 「帰意」の意味・読み・例文・類語

き‐い【帰意】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 故郷に帰りたいと思う心。
    1. [初出の実例]「若耶旧隠白雲中、布韈青帰意濃」(出典:蕉堅藁(1403)送趙魯山々人自銭唐帰越中旧隠)
  3. きえ(帰依)
    1. [初出の実例]「観音は曾て情有り帰意最も深かし」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「帰意」の読み・字形・画数・意味

【帰意】きい

故郷を慕う心。唐・温庭楊柳、八首、五〕詩 王孫、歸の切なるをぎ得たり 春たるに關せず

字通「帰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android