日本歴史地名大系 「常関寺」の解説 常関寺じようかんじ 山口県:下関市吉田村常関寺[現在地名]下関市大字吉田地方吉田(よしだ)の東南山中、今山(いまやま)にある。曹洞宗で明月山と号し、本尊は釈迦如来。「注進案」によれば、もと臨済宗の養田(ようでん)庵という古跡であった。寛永五年(一六二八)領主山内広通が長府の功山(こうざん)寺の三世三応を開山として再建、電光(でんこう)禅院と称した。同八年、山内元資が晃中山月山(がつさん)寺と改号、さらに万治元年(一六五八)山内慶通が現寺号に改めたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by