幌満川・幌満峡(読み)ほろまんがわ・ほろまんきよう

日本歴史地名大系 「幌満川・幌満峡」の解説

幌満川・幌満峡
ほろまんがわ・ほろまんきよう

幌満川は日高地方、様似町を流れる二級河川で、幌満峡はその下流にある峡谷日高山脈襟裳ひだかさんみやくえりも国定公園のうち。幌満川は日高山脈南部の広尾ひろお(一二三〇メートル)水源を発し、山脈西縁を南西流して日高海岸で太平洋に注ぐ。流路延長二四・八キロ(うち指定区間一四・六キロ)、流域面積一五九・八平方キロ。上流域では右岸のパンケ川など三支流を合せ、日高造山帯の主脈をなす変成岩域にV字谷を刻む。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android