幡山古墳群
はたやまこふんぐん
[現在地名]常陸太田市幡町 幡山
多賀山脈の一部が常陸太田市長谷町に延び、その支谷と里川の間に作られた舌状台地にある。幡古墳群ともいう。市指定史跡。この台地の南端には縄文前期の森東貝塚があるほか、横穴群が台地斜面のいたるところに発見される。
古墳群は幡台地の南端、台地中央部および田渡の近くに分布する十数基の古墳からなり、南側斜面に線刻画のある幡横穴群がある。台地中央部には前方後円墳一基のほか円墳一二基がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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