平井谷村(読み)ひらいだにむら

日本歴史地名大系 「平井谷村」の解説

平井谷村
ひらいだにむら

[現在地名]松山市平井町ひらいまち

松山平野の東部に位置する農村。村の東・西・北の三方は、四国山地の支脈の南斜面にあたり、堀越ほりごし山・小野谷おのだに山がある。南部のみは平坦であるが、その広さは全村のおよそ四分の一にすぎない。東は北梅本きたうめのもと村、西は鷹子たかのこ村、南は苅屋かりや村、北は小屋峠こやのとう村に接する。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)久米郡の項に「平井谷村 日損所、松林有」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android