平佐帯刀(読み)ひらさ たてわき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平佐帯刀」の解説

平佐帯刀 ひらさ-たてわき

?-? 江戸時代中期の神職
備後(びんご)(広島県)神辺(かんなべ)大明神(現天別豊姫(あまわけとよひめ)神社)の祠官(しかん)。安永(1772-81)のころ老中田沼意次(おきつぐ)の用人となった姻戚(いんせき)の三浦庄二に縁者たちはたよったが,帯刀はかかわりをもたず,田沼失脚後の災いをまぬかれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android