平出隆(読み)ひらいで たかし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平出隆」の解説

平出隆 ひらいで-たかし

1950- 昭和後期-平成時代の詩人,評論家
昭和25年11月21日生まれ。河出書房新社につとめるかたわら詩作をつづけ,昭和51年第1詩集「旅籠屋(はたごや)」,57年評論集「破船のゆくえ」を発表。59年,語と語の緻密繊細な組み合わせで非日常的感覚世界をきずきあげた詩集「胡桃(くるみ)の戦意のために」で芸術選奨新人賞。平成6年随筆「左手日記例言」で読売文学賞。10年多摩美大教授。16年「伊良子清白」で芸術選奨文部科学大臣賞。福岡県出身。一橋大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android