胡桃(読み)クルミ

デジタル大辞泉 「胡桃」の意味・読み・例文・類語

くるみ【胡桃】

オニグルミ果実。また、クルミ科クルミ属の落葉高木のオニグルミ・テウチグルミなどの総称。果実は丸く、肉質外果皮と堅い内果皮に包まれた子葉部分を食用にする。 花=夏 実=秋》「―落つ日の夜となれば月明かく/汀女
[類語]鬼胡桃

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精選版 日本国語大辞典 「胡桃」の意味・読み・例文・類語

くるみ【胡桃】

  1. 〘 名詞 〙
  2. クルミ科植物の総称名。北半球温帯に約一五種ある。日本には、オニグルミ、ヒメグルミノグルミサワグルミがある。古くクルミと呼んだものは、オニグルミをさすことが多い。胡桃の木。《 季語・秋 》

▼くるみの花《 季語・夏 》

  1. [初出の実例]「十八文買胡桃二升直」(出典:正倉院文書‐天平宝字六年(762)一二月・奉写二部大般若経銭用帳)
  2. 紋所の名。割った胡桃の実を図案化したもので、丸に胡桃、三つ割胡桃、三つ胡桃などがある。
    1. 丸に胡桃@三つ割胡桃
      丸に胡桃@三つ割胡桃

こ‐とう‥タウ【胡桃】

  1. 〘 名詞 〙 植物「くるみ(胡桃)」の漢名
    1. [初出の実例]「胡桃子実極大皮薄易喫破」(出典参天台五台山記(1072‐73)一)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「胡桃」の解説

胡桃 (クルミ)

植物。クルミ科の落葉高木,園芸植物,薬用植物。オニグルミの別称

胡桃 (クルミ)

植物。クルミ科の落葉高木の総称

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