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平均思想 へいきんしそう

世界大百科事典 第2版の解説

へいきんしそう【平均思想】

中国特有の平等思想。春秋戦国以後,宗法(そうほう)制が崩壊し,社会の中に諸種の不均衡が生ずると,これを是正して民生を安定させ,社会の調和を図ることが必要となった。その最初の表現は《荀子》王覇篇など先秦諸子の主張する政治思想の中に見られる。漢代以後大土地所有が進展すると,しばしば土地の国家管理が試みられたが,王莽(おうもう)の王田制や北魏以後の均田法では,儒家の井田法の思想が支えとなった。政治上の不公平に反抗する民間からの運動も,しばしば平均思想を根拠とした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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