民生(読み)ミンセイ

精選版 日本国語大辞典 「民生」の意味・読み・例文・類語

みん‐せい【民生】

  1. 〘 名詞 〙 人民の生活や生計。
    1. [初出の実例]「真の財用と云は、五穀の多と薪・材木・麻・綿等、民生日用の物を云なり」(出典:集義和書(1676頃)七)
    2. 「寛政以て民生を安んじ、賦税以て国用を給す」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐宣公一二年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「民生」の読み・字形・画数・意味

【民生】みんせい

民の生活。また、人の性。〔書、君陳〕惟(こ)れ民の生は厚きも、物に因りてることり。

字通「民」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android