平安宮豊楽殿跡(読み)へいあんぐうぶらくでんあと

日本歴史地名大系 「平安宮豊楽殿跡」の解説

平安宮豊楽殿跡
へいあんぐうぶらくでんあと

[現在地名]中京区聚楽廻西町

豊楽殿は大極(だいごく)殿に次ぐ平安宮の中核をなす重要な建造物である。昭和六三年(一九八八)一〇月から翌平成元年(一九八九)の一月に実施した豊楽院跡の発掘調査によって、正殿である豊楽殿の基壇の北西部をきわめて良好な状態で発見した。検出したのは基壇北辺の中央階段と西側階段、礎石の据付け痕跡五カ所、豊楽殿と清暑(せいしよ)堂とをつなぐ北廊である。北廊版築のなかから、豊楽殿の基壇を化粧していた凝灰岩製の延石・地覆石・羽目石が造営当初のまま出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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