平尾道雄(読み)ヒラオ ミチオ

20世紀日本人名事典 「平尾道雄」の解説

平尾 道雄
ヒラオ ミチオ

大正・昭和期の著述家,郷土史家



生年
明治33(1900)年9月3日

没年
昭和54(1979)年5月17日

出生地
熊本県天草郡

出身地
高知県高知市

学歴〔年〕
海南中(高知県)〔大正7年〕卒,日本大学宗教科〔大正12年〕中退

主な受賞名〔年〕
高知県文化賞〔昭和28年〕,勲四等瑞宝章〔昭和49年〕

経歴
沼田頼輔博士の史学指導を受け、大正9年から昭和27年まで元侯爵山内家家史編修所に勤務。のち高知新聞社嘱託、高知大学講師、高知女子大学講師、四国学院大学教授、高知県文化財保護委員などを歴任主著に「子爵谷干城」「海援隊始末記」「土佐農民一揆史考」「吉田東洋」「山内容堂」「龍馬のすべて」「戌辰戦争」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平尾道雄」の解説

平尾道雄 ひらお-みちお

1900-1979 大正-昭和時代の日本史学者。
明治33年9月3日生まれ。山内家家史編修所で幕末・維新史を研究。戦後は高知で「土佐史談」の復刊,古文書研究会,地方史研究会の結成など,研究と後進育成につとめた。昭和54年5月17日死去。78歳。熊本県出身。日大中退。訳書にM.B.ジャンセン「坂本竜馬明治維新」,著作に「海援隊始末記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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