平松新田(読み)ひらまつしんでん

日本歴史地名大系 「平松新田」の解説

平松新田
ひらまつしんでん

[現在地名]裾野市平松

近世初期に茶畑ちやばたけ村から分村した新田村で、本村南西に位置する。村域は南北に長く、西は佐野さの村。延宝五年(一六七七)茶畑村明細帳(柏木家文書)には黄瀬きせ川の支流三間さんげん川の東に九尺回りの平松とよぶ松が一本あるとみえ、これが村名の由来とも考えられる。分村後の領主変遷佐野村に同じ。寛永改高附帳では高六九石余(すべて畑方)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android