平田涪渓(読み)ひらた ふけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平田涪渓」の解説

平田涪渓 ひらた-ふけい

1796-1879 江戸後期-明治時代の儒者
寛政8年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。藩校明倫館でまなぶ。嘉永(かえい)3年(1850)学頭山県太華の辞任のあとをうけて明倫館学頭座御用取計となる。のち家塾をひらき,徂徠(そらい)学をおしえた。明治12年5月7日死去。84歳。名は淳。字(あざな)は士厚。通称新左衛門

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android