平良辰雄(読み)タイラ タツオ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「平良辰雄」の解説

平良 辰雄
タイラ タツオ


肩書
沖縄群島政府知事,沖縄社会大衆党委員長

生年月日
明治25年4月6日

出生地
沖縄県大宜味村

経歴
昭和6年沖縄県庁で会計課長、10年商工水産課長、14年振興計画課長、15年退任、県産業組合連合会長となった。戦後、農業組合連合会長、琉球農林省総裁を経て25年沖縄群島政府知事にかつがれ、農民、青年層の支持松岡政保瀬長亀次郎を破って当選した。同年沖縄社会大衆党を結成、委員長となり、沖縄の日本復帰運動を展開した。27年琉球政府の発足で知事を辞め、29年まで立法院議員。政界引退を表明後、33年1月の那覇市長選にかつぎ出され落選。38年に回顧録「戦後の政界裏面史」を出版した。

没年月日
昭和44年4月11日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「平良辰雄」の解説

平良 辰雄
タイラ タツオ

昭和期の政治家 沖縄群島政府知事;沖縄社会大衆党委員長。



生年
明治25(1892)年4月6日

没年
昭和44(1969)年4月11日

出生地
沖縄県大宜味村

経歴
昭和6年沖縄県庁で会計課長、10年商工水産課長、14年振興計画課長、15年退任、県産業組合連合会長となった。戦後、農業組合連合会長、琉球農林省総裁を経て25年沖縄群島政府知事にかつがれ、農民、青年層の支持で松岡政保、瀬長亀次郎を破って当選した。同年沖縄社会大衆党を結成、委員長となり、沖縄の日本復帰運動を展開した。27年琉球政府の発足で知事を辞め、29年まで立法院議員。38年に回顧録「戦後の政界裏面史」を出版した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平良辰雄」の解説

平良辰雄 たいら-たつお

1892-1969 昭和時代後期の政治家。
明治25年4月6日生まれ。米軍占領下の沖縄で,昭和25年本土復帰を公約に沖縄群島政府知事に当選,同年沖縄社会大衆党を結成して初代委員長となる。沖縄復帰問題研究会会長をつとめるなど復帰運動につくした。昭和44年4月11日死去。77歳。沖縄県出身。第八高等学校中退。著作に「戦後の政界裏面史」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「平良辰雄」の解説

平良 辰雄 (たいら たつお)

生年月日:1892年4月6日
昭和時代の政治家。沖縄群島政府知事;沖縄社会大衆党委員長
1969年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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