年中行事障子(読み)ねんちゅうぎょうじのしょうじ

改訂新版 世界大百科事典 「年中行事障子」の意味・わかりやすい解説

年中行事障子 (ねんちゅうぎょうじのしょうじ)

清涼殿東南の隅にある衝立障子両面に年中恒例の行事を1月から12月まで目録のように書き連ね,絵はない。885年(仁和1)藤原基経が献じたのが初めと伝えられるが,行事の改廃経年による破損焼失などにより,何度も新調された。殿上の間の東側,上の戸の前に前半部を東に向けて置かれる。《年中行事障子文》(《続群書類従所収)によりその内容を知ることができる。
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世界大百科事典(旧版)内の年中行事障子の言及

【清涼殿】より

…南廂は〈殿上の間〉で,公卿および昇殿を許されたいわゆる殿上人が祗候するところである。その東に〈落板敷(おちいたじき)〉があり,年中行事障子が殿上の間の妻戸の前に置かれている。落板敷から孫廂に出る小階の最下段が〈鳴板(なるいた)〉(見参板(けざんのいた))で,踏めば鳴るようになっている。…

※「年中行事障子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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