会社員や公務員に扶養されるパート従業員らが、働いて一定以上の年収になると、税優遇が縮小したり社会保険料が発生したりして、手取りが減る状況を指す。この境目が「壁」と呼ばれ、働く時間の抑制を招き、企業の人手不足の要因になっている。所得税が発生する「103万円の壁」のほか、社会保険料では「106万円の壁」と、従業員数が50人以下の企業に勤める人の「130万円の壁」がある。政府は「106万円の壁」撤廃に向けた検討も進めている。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
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