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扶養 ふよう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

扶養
ふよう

自分の力だけでは生活を維持できない者に対する生活上の援助 (→公的扶助 ) 。日本の民法は養の章を設けて,一定の親族関係にある者の相互間に扶養義務を負わせている (私的扶養制度。 752,877条) 。夫婦間および親と未成熟の子の間には,その本質上,扶助,養育の義務があるが,このほか直系血族および兄弟姉妹間には当然に (877条1項) ,また3親等内の親族間には特別の事情があるときに限り,家庭裁判所審判によって互いに困窮した者の生活を扶助する義務が負わされる (2項) 。要扶養者は扶養義務者との間に扶養の方法,程度について協議ととのわない場合は,家庭裁判所の審判を求めることができる。数人の扶養義務者があるとき,相互間で扶養の担当者やその負担について協議がととのわない場合も同様である。

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デジタル大辞泉の解説

ふ‐よう〔‐ヤウ〕【扶養】

[名](スル)助け養うこと。生活できるように世話すること。「両親を扶養する」

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世界大百科事典 第2版の解説

ふよう【扶養】

一般に,扶養とは,自分の生活を維持するに足るだけの資産や能力がないために自分の生活を自分では維持することができない者に対して,その生活を援助するためのなんらかの給付を行うことをいう。扶養は単に事実上だれかによって行われるだけでなく,だれがだれをどのように扶養すべきかについて習俗,道徳,法等の規範によって定められていることが多い。
【歴史と諸外国の制度】
 扶養に関する諸制度の具体的形態は,生産力の発展,生産関係の変化,文化の進展等に応じて,歴史的・社会的に異なっている。

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大辞林 第三版の解説

ふよう【扶養】

( 名 ) スル
たすけ養うこと。生活の面倒をみること。 「幼い妹たちを-する」

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世界大百科事典内の扶養の言及

【姻族】より

…なお,姻族関係存続の有無と生存配偶者の再婚や氏のとなえ方は無関係である。姻族の法律効果のなかで重要なものは扶養である。家庭裁判所が特別の事情があると認めたときは,3親等内の姻族も互いに扶養の義務を負うことになる(民法877条2項)。…

※「扶養」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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