年役(読み)トシヤク

デジタル大辞泉 「年役」の意味・読み・例文・類語

とし‐やく【年役】

年を取って経験豊かな者として、物事処理などを任せられること。また、年長者として当然務めるべき役目年寄役としよりやく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「年役」の意味・読み・例文・類語

とし‐やく【年役】

〘名〙 年長者であるため、経験に富んだものとして、物事の処理などを任せられること。また、老年の者として率先して勤める役目。年寄役
※俳諧・落穂集(1663)二「年役にはやくさけかし姥さくら〈我誰〉」
歌舞伎・上総綿小紋単地(1865)四幕「命づくにも拘はることゆゑ、何事も年役(トシヤク)に、おれに任しておかっしゃいの」

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