年賀特別郵便(読み)ネンガトクベツユウビン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「年賀特別郵便」の意味・読み・例文・類語

ねんが‐とくべつゆうびん‥トクベツイウビン【年賀特別郵便】

  1. 〘 名詞 〙 特殊取扱郵便の一つ。年末の一定期間内に投函された年賀状を翌年一月一日の日付元旦に配達するもの。明治三二年(一八九九)に東京で、明治三九年から全国で始められた。年賀郵便。〔郵便法(1947)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の年賀特別郵便の言及

【郵便】より

…なお速達を除く上記の特殊取扱いは,書留とした郵便物に限られる。(8)年賀特別郵便 年賀特別郵便の取扱いは年賀状とする通常はがき等で,毎年12月15日から28日までの間に差し出された郵便物に翌年1月1日付の通信日付印を押し(料額印面のついた郵便はがきの場合には省略することもある),元旦(1月1日)の最先便から配達することになっている。年賀郵便は事実上は1899年から取り扱われ,1906年11月に初めて制度化されてからその取扱い物数は年々増加の一途をたどった。…

※「年賀特別郵便」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android