幸先詣(読み)さいさきもうで

知恵蔵mini 「幸先詣」の解説

幸先詣

初詣前年の12月に前倒しして行うこと。初詣や年越しの際に年をまたいで参詣する「二年参り」は大みそかから正月にかけて行われるが、2021年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、特に大勢の初詣客が訪れる神社仏閣などでは、混雑による密状態を緩和する感染防止策として実施された。前年の12月から破魔矢・干支一刀彫・干支土鈴・干支絵馬などの授与を行うほか、手水の柄杓流水に切り替え、消毒液の設置や、お神酒の振る舞いを中止するなどの感染防止策がとられた。こうした措置は初詣の長い歴史の中でも初の出来事とされている。

(2020-12-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む