幽光(読み)ゆうこう

精選版 日本国語大辞典 「幽光」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐こう イウクヮウ【幽光】

〘名〙
① かすかな光。
三国伝記(1407‐46頃か)一二蛍火の幽光は月に消て見えず」 〔李商隠‐燕台詩〕
② 奥深い徳のかがやき。〔韓愈‐答崔立之書〕

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普及版 字通 「幽光」の読み・字形・画数・意味

【幽光】ゆうこう(いうくわう)

微光。唐・李商隠〔燕台、四首、春〕詩 今日、東風、自(おのづか)ら(た)へず して幽光と作(な)りて、西に入る

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