幽興(読み)ゆうきょう

精選版 日本国語大辞典 「幽興」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐きょうイウ‥【幽興】

  1. 〘 名詞 〙 奥深く静かな興趣
    1. [初出の実例]「春来傷節候、幽興復熙々」(出典経国集(827)一一・春日作〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐重過何氏詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽興」の読み・字形・画数・意味

【幽興】ゆうきよう(いうきやう)

自然の奥深い興趣。唐・孟浩然員外の州に之(ゆ)くを送る〕詩 竹、幽興を生じ 林風、管弦(くわんげん)に入る

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