幽賞(読み)ゆうしょう

精選版 日本国語大辞典 「幽賞」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しょう イウシャウ【幽賞】

〘名〙 静かに景色を楽しむこと。景色のすばらしさを深く味わうこと。
懐風藻(751)初秋於長王宅宴新羅客〈調古麻呂〉「琴樽叶幽賞、文華叙離思」 〔李白春夜宴従弟桃李園序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「幽賞」の読み・字形・画数・意味

【幽賞】ゆうしよう(いうしやう)

自然の美を観賞する。唐・李白〔春夜、桃李園に宴する序〕幽賞未だ已(や)まず、高談轉(うた)たし。瓊(けいえん)を開いて以てに坐し、觴(うしやう)(盃)を飛ばしてふ。

字通「幽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android