幽賞(読み)ゆうしょう

精選版 日本国語大辞典 「幽賞」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しょうイウシャウ【幽賞】

  1. 〘 名詞 〙 静かに景色を楽しむこと。景色のすばらしさを深く味わうこと。
    1. [初出の実例]「琴樽叶幽賞、文華叙離思」(出典懐風藻(751)初秋於長王宅宴新羅客〈調古麻呂〉)
    2. [その他の文献]〔李白‐春夜宴従弟桃李園序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽賞」の読み・字形・画数・意味

【幽賞】ゆうしよう(いうしやう)

自然の美を観賞する。唐・李白春夜、桃李園に宴する序〕幽賞未だ已(や)まず、高談轉(うた)たし。瓊(けいえん)を開いて以てに坐し、觴(うしやう)(盃)を飛ばしてふ。

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